もはや番長的存在ではなく元生徒会長みたいな存在になったStewart Leeをかつて番長番長と呼んでいたので、紛らわしくならないようにリッチーことRichard Herringは裏番長と呼ぶことにします。
その裏番長が書いた新作劇 I killed Rasputin 。芸人さんが書く芝居の脚本はもともといつもチェックするタイプですが、今回は裏番長の久々の新作劇ということもあり、有無をいわせません。みないとダメです。 しかもThe Thick of It で、かつて瞬きしすぎて言葉の袋だたきにあっていたBen SwainことJustin Edwardsが出てます。何役で、とか関係ありません、出てるという事実だけで、ただでさえ観ないといけない作品が、たとえ返済の見通しがたたなくてもトイチで高利貸しから金を借りても観なければいけない芝居になります。もう自分、9月のクレカ請求みたくありません。
そんなお金の話はよいとして
I Killed Rasputin
https://tickets.edfringe.com/whats-on#q=show_performer%3A%22I%20Killed%20Rasputin%22
【お話は…】
ときは1960年代のおフランス。かつてロシアで一番お金持ちだったプリンスでラスプーティンを暗殺するも「殺しても殺してもまだ生きている!!」とラスプーティンの存在を訴えつづける(&お金もたっぷり稼いでる)フェリックス・ユズホフのもとへ、アメリカ人ジャーナリストが真相を探りに取材にやってきます。ラスプーティンが本当にまだ生きていたら「リンカーン大統領がバーで酒飲んでることが実証されるのと同じくらいすごい」と、ユズホフから話を聞き出すのですが…。
ユズホフの言ってることは本当なのか、ウソなのか?!
ラスプーティンは本当にまだ生きているのか?!
(僧侶って死なないの?!)
そして最大のポイント、この話のオチは…?!
【リッチー世代のコメディファンなら絶対に楽しめる1本!】
Lee & Herring 世代および彼らの仲間たちにコメディ脳を育てられたコメディファンが本能的に楽しめる作品です。
具体的には
1)政治風刺のスタイル:時事ネタというよりはその奥にある政治哲学にブスっと出刃包丁で痛めつける
2)お茶目であることを常に忘れない
3)冷戦世代なので、ロシア/スターリン主義など東欧を持ち出しながら、巧妙にイギリス社会政治の風刺にすりかえる
が主要項目でしょうか。
オチそのものにもつながる一貫したテーマがあり、プロットとコンセプトと政治的背景がインタラクティヴに繋がっている。さらにオチを含め、ロシア文学のオマージュにもなっているところ、本当に秀逸な一本でした。スルメ的に思い返しては、楽しんでいます。ロンドントランスファーとかないのかな? デカイハコでやってたので、St.James Theatreとか今ホットなHackneyのArcolaとかでやらないのかな。やりそうな気がします。だから絶対にみて欲しいですわ。予想外にそれほどコメディじゃないので、コメディに抵抗ある人もイケると思います!
しかし、プレビュー(→安い)なのに、全然お客さん入ってなくてびっくり(汗 それを考えるとバスデンさんってやっぱりすごい集客力あるのかな、とか (→ え? ベイントンのせい? 汗)
イギリスを主とする海外コメディをガツガツご紹介するブログです。産地直送のイキのよいコメディ情報を独断と偏見でピックアップして(だいたい)絶賛します。***トホホな事情が発生して今まで書いていたGo Johnny Go Go Go を更新できなくなってしまいました(涙)今までの膨大な海外コメディ記事はhttp://komeddy.blog130.fc2.com/です。
2014年8月2日土曜日
エディンバラ・フリンジ Edinburgh Fringe Festival 2014絶賛笑い倒れ中☆2012年の超お気に入りMarcel Lucont観て来ました
2012年にMarcel Lucontを発見したときの私の感動ったらハンパなかったんですよ…
何に一番感動したって、客のさばき方でしてん。
よっぱらいったタチの悪い男性客(多分スタグ・ナイト系)を全員、見事に黙らせるっていうスパルタ戦士っぷりをみてしまったんです。酔っぱらいのヤジほど扱いにくいものはないですからね。往々にしてヤジが支離滅裂だからだと思います。
去年は残念ながら、フリンジ感たっぷりすぎな形式のショーだったので(→マルセルを競り落とさなければならない、競り落としたらプライベートでショーをやるというもの。オレ一緒に観に行く友達探すのだけでも大変なので、断念しました)今年のショーは待望の2年ぶりです。
Marcel Lucont is...
https://tickets.edfringe.com/whats-on/marcel-lucont-is
コレがキャラクターコメディのすごさですが、慣れてくればくるほど、かっこよく見えてくるんですよ… 今回は待ちに待ったマルセルを前に、ときめきましたね。マジです
キャラクターコメディってつくづく、一回根付いてしまえば、何をやっても一級品になるんだな、と思わされるショーでした。いつもどおりなんですよ。とくに何かせんとあかん、ということではない。相変わらず、自分大好き、フランス人ってイギリス人よりも優越(というか世界で一番優越)、客を見下すのがディフォルト設定……って、すんごいやりやすいキャラ確立しちゃったな、と。アレクシス君(?って年でもないか 汗)とくにヨーロッパ人が英語を話すときの言葉使い(→意味は通じるんだけど、そういう言葉、ネイティヴは使わんよ)がとてもナチュラルなので、キャラが生きるんですよね。
ちょっとだけ期待はずれだったのは、今回は比較的客が大人しかったので、客との攻防戦がゆるかった(笑
一方ちょっとラッキーだったのが、今回フランス人の客がいましてん。遅れて入ってくる客に蔑み&皮肉トークを展開するさなか、さらに遅れて入ってきたせいで客が笑ったところshush! ってポースをとりながら客席後方に堂々とあがっていくので、「その失礼っぷりに驚きすぎてwowしかいえない。キミたちどこから来たの?」と。フランス人だったため、その後がフランス語で展開するんですよ。客は絶対マルセルがキャラクターだってわかってるから、多分試してたんだと思うんです。(→よくあることという話はアレクシスのインタビューできいたことがある)
でも、フランス語ネイティブなみに喋れなかったら、マルセルやろうなんて、度胸のあることやりませんからね。当然いい時間会話が進行するんですよ。客ほったらかしなんですが、それでもオーケーなんです。だってマルセルだから(笑
ここまでクオリティの高い、ライブキャラクターコメディってホントに久しぶりです。もうすぐトークショーのパイロット版かなんかが放送になるって噂をきいた記憶があるので楽しみにしてます。
何に一番感動したって、客のさばき方でしてん。
よっぱらいったタチの悪い男性客(多分スタグ・ナイト系)を全員、見事に黙らせるっていうスパルタ戦士っぷりをみてしまったんです。酔っぱらいのヤジほど扱いにくいものはないですからね。往々にしてヤジが支離滅裂だからだと思います。
去年は残念ながら、フリンジ感たっぷりすぎな形式のショーだったので(→マルセルを競り落とさなければならない、競り落としたらプライベートでショーをやるというもの。オレ一緒に観に行く友達探すのだけでも大変なので、断念しました)今年のショーは待望の2年ぶりです。
Marcel Lucont is...
https://tickets.edfringe.com/whats-on/marcel-lucont-is
コレがキャラクターコメディのすごさですが、慣れてくればくるほど、かっこよく見えてくるんですよ… 今回は待ちに待ったマルセルを前に、ときめきましたね。マジです
キャラクターコメディってつくづく、一回根付いてしまえば、何をやっても一級品になるんだな、と思わされるショーでした。いつもどおりなんですよ。とくに何かせんとあかん、ということではない。相変わらず、自分大好き、フランス人ってイギリス人よりも優越(というか世界で一番優越)、客を見下すのがディフォルト設定……って、すんごいやりやすいキャラ確立しちゃったな、と。アレクシス君(?って年でもないか 汗)とくにヨーロッパ人が英語を話すときの言葉使い(→意味は通じるんだけど、そういう言葉、ネイティヴは使わんよ)がとてもナチュラルなので、キャラが生きるんですよね。
ちょっとだけ期待はずれだったのは、今回は比較的客が大人しかったので、客との攻防戦がゆるかった(笑
一方ちょっとラッキーだったのが、今回フランス人の客がいましてん。遅れて入ってくる客に蔑み&皮肉トークを展開するさなか、さらに遅れて入ってきたせいで客が笑ったところshush! ってポースをとりながら客席後方に堂々とあがっていくので、「その失礼っぷりに驚きすぎてwowしかいえない。キミたちどこから来たの?」と。フランス人だったため、その後がフランス語で展開するんですよ。客は絶対マルセルがキャラクターだってわかってるから、多分試してたんだと思うんです。(→よくあることという話はアレクシスのインタビューできいたことがある)
でも、フランス語ネイティブなみに喋れなかったら、マルセルやろうなんて、度胸のあることやりませんからね。当然いい時間会話が進行するんですよ。客ほったらかしなんですが、それでもオーケーなんです。だってマルセルだから(笑
ここまでクオリティの高い、ライブキャラクターコメディってホントに久しぶりです。もうすぐトークショーのパイロット版かなんかが放送になるって噂をきいた記憶があるので楽しみにしてます。
2014年8月1日金曜日
エディンバラ・フリンジ Edinburgh Fringe Festival 2014今年もゴングがなりました…☆ピーちゃんことPeter Firman Trickstarで幕開け
正確に申し上げると31日は前夜祭。プレビューがそこかしこで行われる日です。
プレビューとはロンドンのシアターなどと一緒でチケット代を節約したい方々におすすめです。が!落とし穴があるよ、というお話は去年いたしました。そんなわけで、今年もコレはドノミチ絶対にみたかった!クオリティに大差はないだろう!という演目を選びましてん。トップバッターにピーちゃんを選びました。
枕詞は「写真写りが悪すぎるのもほどがある」または「ナマでみたら、マジでかっこいい」です。そこのところ、よろしくお願いします。
今回、一番ぐっと来たかもしれないです。もうテレビでなくなって2年たつので、全部新ネタ。去年はテレビで放送されたネタを含めており、「ホントにタネもしかけもないよ」(→いやどこかにあるんでしょうが!!! 汗)ということを客に念押してる感じもあったのですが、今年は例えばお客さんの大事な指輪を使うとか、カード読みあてゲームとか、素材とトリックは使い回し術みたいなところもあるわけですが、ネタがまったく違うことと、トリックの種明かしがまったくわからないので、目のタマが飛び出るほどアメージングです。
ピーちゃんの何がツボって、ピーちゃんのマジックは、お客さんとの一体感、共有空間を保ち続け、日常生活/リアルな空間のなかに、非日常→マジックな瞬間をスルっと生み出してしまうことです。早口でリズミカルに話し、お客さんを次々とアシスタントに起用させ、観客と高いインタラクティブ度を保つ。この技は個人的にはピーちゃんの笑いのセンスとシャベリにあるんじゃないかと思いますが、もしかしたらピーちゃんの尋常レベルを超え、もはやマインドコントロールと意識できないくらい高度に洗練されてしまったマインドコントロールのせいかもしれない…汗
また、この空間を自分の世界とするために、マジシャンがやりがちな”スペクタキュラー”な仰々しいマジックをやらないんですよね。やろうと思ったらあの人できるはずなのに、わざわざ選ばず、身近なツール(ハンカチとか指輪とかお金とかその辺の板とか会議用椅子とか、ホチキスとか!)しか使わないんじゃないかと思うんです。そしてそういうところがめっちゃくちゃカッコいいです。
【さすがピーちゃん!マインド・コントロールネタで、マジックとマインドコントロールの差別化を成し遂げている!】
マインドコントロールが流行ってる?せいか(シャーロックとかのせいだと思います)後半戦は「もしかして読心術とか「Deductive methods」とか期待してた?」っと読心術ネタをやりはじめます。
ダレン・ブラウンがある意味、すごすぎて悪いんですけど、読心術ってどうやってやるか、どうやって”仕込む”か、かなりロジカルに説明しちゃってる分、マジックとしては成立し難いジャンルになってると思うんです。(それは読心術って誰でもできるよ、っていうことではないですよ、念のため! 汗 テクニックを公開されてなおかつ、コワい…!って思える、それがダレン・ブラウンなのです!)でもですね、ピーちゃんの「そこのおじさんが思いついた数字をあてる!」の技は、とても読心術のテクニックをどこで使ってるのか、まったくわからない!マジックの世界でした。すごいんです。
とにかくすごいんです!
というわけで、もう絶対絶対絶対フリンジに来たらピーちゃんみてください。ピーちゃんをどうぞよろしくお願いします!
プレビューとはロンドンのシアターなどと一緒でチケット代を節約したい方々におすすめです。が!落とし穴があるよ、というお話は去年いたしました。そんなわけで、今年もコレはドノミチ絶対にみたかった!クオリティに大差はないだろう!という演目を選びましてん。トップバッターにピーちゃんを選びました。
枕詞は「写真写りが悪すぎるのもほどがある」または「ナマでみたら、マジでかっこいい」です。そこのところ、よろしくお願いします。
今回、一番ぐっと来たかもしれないです。もうテレビでなくなって2年たつので、全部新ネタ。去年はテレビで放送されたネタを含めており、「ホントにタネもしかけもないよ」(→いやどこかにあるんでしょうが!!! 汗)ということを客に念押してる感じもあったのですが、今年は例えばお客さんの大事な指輪を使うとか、カード読みあてゲームとか、素材とトリックは使い回し術みたいなところもあるわけですが、ネタがまったく違うことと、トリックの種明かしがまったくわからないので、目のタマが飛び出るほどアメージングです。
ピーちゃんの何がツボって、ピーちゃんのマジックは、お客さんとの一体感、共有空間を保ち続け、日常生活/リアルな空間のなかに、非日常→マジックな瞬間をスルっと生み出してしまうことです。早口でリズミカルに話し、お客さんを次々とアシスタントに起用させ、観客と高いインタラクティブ度を保つ。この技は個人的にはピーちゃんの笑いのセンスとシャベリにあるんじゃないかと思いますが、もしかしたらピーちゃんの尋常レベルを超え、もはやマインドコントロールと意識できないくらい高度に洗練されてしまったマインドコントロールのせいかもしれない…汗
また、この空間を自分の世界とするために、マジシャンがやりがちな”スペクタキュラー”な仰々しいマジックをやらないんですよね。やろうと思ったらあの人できるはずなのに、わざわざ選ばず、身近なツール(ハンカチとか指輪とかお金とかその辺の板とか会議用椅子とか、ホチキスとか!)しか使わないんじゃないかと思うんです。そしてそういうところがめっちゃくちゃカッコいいです。
【さすがピーちゃん!マインド・コントロールネタで、マジックとマインドコントロールの差別化を成し遂げている!】
マインドコントロールが流行ってる?せいか(シャーロックとかのせいだと思います)後半戦は「もしかして読心術とか「Deductive methods」とか期待してた?」っと読心術ネタをやりはじめます。
ダレン・ブラウンがある意味、すごすぎて悪いんですけど、読心術ってどうやってやるか、どうやって”仕込む”か、かなりロジカルに説明しちゃってる分、マジックとしては成立し難いジャンルになってると思うんです。(それは読心術って誰でもできるよ、っていうことではないですよ、念のため! 汗 テクニックを公開されてなおかつ、コワい…!って思える、それがダレン・ブラウンなのです!)でもですね、ピーちゃんの「そこのおじさんが思いついた数字をあてる!」の技は、とても読心術のテクニックをどこで使ってるのか、まったくわからない!マジックの世界でした。すごいんです。
とにかくすごいんです!
というわけで、もう絶対絶対絶対フリンジに来たらピーちゃんみてください。ピーちゃんをどうぞよろしくお願いします!
2014年7月31日木曜日
Flat TV on BBC Three 観ました
(気がついたら3月くらいから、Workaholics, Broad City, Brooklyn Nine Nine, そしてSilicon Valleyと、次々アメリカ祭りだった上に、Rik Mayallの喪服祭りで、全然まともに新しいUKコメディに触れていなかった!(汗)そしてアメリカものは、私でなくても誰かお祭りをしているに違いないというまったく根拠のない過信により、まったく感想を書いたりしていませんため、本ブログ的にコメディまったくみてないのかよ、みたいな状況だったかもしれません。上記アメリカTVコメディ、ほかで盛上がってなさそうだったら書いた方がいいのかなぁ…)
http://www.bbc.co.uk/programmes/p022ct69
観た観た。観ました。(紹介・経緯などについては こちらで)
【お話は】
一つの建物の中にあるフラット(多分6フラット)の住居人たちを、トム君とナズ君の目線からニュースを含めたリアリティTV形式でアクセントつけながら描くシットコムでした。お約束ですが、トム君とナズ君がルーザーで、トム君が空気読むスネオみたいなヤツで、ナズ君が空気読まない天然のボケのほう。
第1話(続くのか? 汗)は 犬猿の中のお向かいのFLAT 5アテに荷物が届くものの、不在のため、ナズ君が預かります。はじめはいやがっていたのですが、配達人のお兄さんにこの荷物は、フラット5のお姉さん(結構キレイ)と仲良くなれるツールになる!と指南され、指南通りに、パーティを開き、そこへお姉さんほかフラットの住居人(女性のみ)をご招待します。トム君のお目当ての女の子も招待しますが、スムーズにいかないわけですね、ハイ。
それ以外は、17分で、間延びせず詰め込んでテンポよかった。(詰め込むのは元来トム君得意なんだよな、そういえば)。
【トム君が30になるまでは厳しいこと言わない! かわいきゃなんでもいい!! と思いつつも…】
お金かけすぎなところと、欲張りすぎちゃったから軸がぼやけちゃってるところが、どうしてもひっかかるところです。
BBC3のネットTVなんだし、貧乏負け犬ボーイズの話なんだから、もっとオフビートでいいんじゃないかな…。でもこのお金かかってがちゃがちゃしてるのは、BBC3の若手(かわいこちゃん)使ったコメディにみな共通してるので、トム君とナズ君のせいじゃないのかもしれないですね。
http://www.bbc.co.uk/programmes/p022ct69
観た観た。観ました。(紹介・経緯などについては こちらで)
【お話は】
一つの建物の中にあるフラット(多分6フラット)の住居人たちを、トム君とナズ君の目線からニュースを含めたリアリティTV形式でアクセントつけながら描くシットコムでした。お約束ですが、トム君とナズ君がルーザーで、トム君が空気読むスネオみたいなヤツで、ナズ君が空気読まない天然のボケのほう。
第1話(続くのか? 汗)は 犬猿の中のお向かいのFLAT 5アテに荷物が届くものの、不在のため、ナズ君が預かります。はじめはいやがっていたのですが、配達人のお兄さんにこの荷物は、フラット5のお姉さん(結構キレイ)と仲良くなれるツールになる!と指南され、指南通りに、パーティを開き、そこへお姉さんほかフラットの住居人(女性のみ)をご招待します。トム君のお目当ての女の子も招待しますが、スムーズにいかないわけですね、ハイ。
それ以外は、17分で、間延びせず詰め込んでテンポよかった。(詰め込むのは元来トム君得意なんだよな、そういえば)。
【トム君が30になるまでは厳しいこと言わない! かわいきゃなんでもいい!! と思いつつも…】
お金かけすぎなところと、欲張りすぎちゃったから軸がぼやけちゃってるところが、どうしてもひっかかるところです。
BBC3のネットTVなんだし、貧乏負け犬ボーイズの話なんだから、もっとオフビートでいいんじゃないかな…。でもこのお金かかってがちゃがちゃしてるのは、BBC3の若手(かわいこちゃん)使ったコメディにみな共通してるので、トム君とナズ君のせいじゃないのかもしれないですね。
2014年7月10日木曜日
Edinburgh Fringe Festival 2014☆悪いことはいわないからチェックしておいたほうがいいです→Rhy James君ついにソロショーです。
今年の若い子一本釣りはこの子なんです。
Rhys James君
すいません、じつはとある理由で(余談になるので、フリンジで観戦してから書きます)3年前からチェック入ってたんですが、初ソロ60分&脱Free Fringe (無料で観てね、でも面白かったら払ってね!形式のショー)のこのときまで、黙ってました。こっそりしてました。それくらい、オレ様の秘蔵ッ子です。
ということは、超注目ってことです。
まだ今年で23歳!
この子、ちょっと妥協すれば、全然、次世代のTシャツ・コメディアン(超簡単に要約するとでっかい事務所の完璧なPR戦略のもと、でっかいハコをうめつくせる人気を持つ若くてかっこいいお兄ちゃん芸人たちのことです)の筆頭株を担うルックスをそなえたかわいこちゃんじゃないですか。(ニコラス・ホルト君に似てるっていわれるらしいです。)
しかし!ど根性で、妥協せず。
地道なライブ活動でコツコツとキャリアを積すと同時に、若い子だからこその最先端のPR技術(=TwitterとYouTube)を自由自在に使いこなし、去年はTwitterでもっとも面白い芸人入りですよ。(→ ホントに打率がめっちゃいいんです)
Vic and BobのBobに可愛がられ(→芽のでとらん超若い子を引っこ抜くのが超得意です。良い例が(Little Britainの)マット・ルーカスですわ)ほかにもSarah Milliganなどなど、実力派の人気芸人に認められ後押しされちゃってる。そういう人たちには丁寧で礼儀正しく、ジョークはトゲってて、シャープ。
この子は絶対に、オフ・ビートでくるって、2年くらい前からジリジリ思ってたんですが、その飛躍が今年だと、思ってます。個人的に。マジで。
というわけで、エディンバラ・フリンジで何を冒険しようかとお悩みの方、リース君です。リース君がいい。一本釣りならリース君です。だって小柄でひょろっとしってカワイイです。リース君です。
今回、フリンジの初(チケット制の)ソロショーを前にウエブコメディをはじめてるんですが、これがまた、容赦なく自分を追い込んでまして(汗)
UKコメディ業界を知る人を対象に作っているので、完全にオーディエンスを今自分がかっこいいと思っている芸人さんのオーディエンスに絞ってます。
というのもこれ、フリンジのコメディビジネスの事情がわからないと、まったく笑えないのが明らかなわけです…
(備考:マシュー・クロスビーがさりげなく出てるのに、笑っちゃいました。)
あと、たぶん、いいところのおぼっちゃまの、エリート校出じゃないかと思ってるんです。なぜかってと、そのへんの経歴が表にでてこないから 汗。みるからに、いいところのおぼっちまっぽい。で、本人はそれが出てもいいのは、売れてから、認められてからだ、って思ってわざとふせてる気がするんです。ええもう、こんなに今時なのに、芸人根性が座ってるんです。やっぱり笑い作りって信条とか根性も大きく影響すると思うんですよね。
なんだかとりとめもないメモ状態ですが、ぜひリース君をよろしくお願いします。
Rhys James君
すいません、じつはとある理由で(余談になるので、フリンジで観戦してから書きます)3年前からチェック入ってたんですが、初ソロ60分&脱Free Fringe (無料で観てね、でも面白かったら払ってね!形式のショー)のこのときまで、黙ってました。こっそりしてました。それくらい、オレ様の秘蔵ッ子です。
ということは、超注目ってことです。
まだ今年で23歳!
この子、ちょっと妥協すれば、全然、次世代のTシャツ・コメディアン(超簡単に要約するとでっかい事務所の完璧なPR戦略のもと、でっかいハコをうめつくせる人気を持つ若くてかっこいいお兄ちゃん芸人たちのことです)の筆頭株を担うルックスをそなえたかわいこちゃんじゃないですか。(ニコラス・ホルト君に似てるっていわれるらしいです。)
しかし!ど根性で、妥協せず。
地道なライブ活動でコツコツとキャリアを積すと同時に、若い子だからこその最先端のPR技術(=TwitterとYouTube)を自由自在に使いこなし、去年はTwitterでもっとも面白い芸人入りですよ。(→ ホントに打率がめっちゃいいんです)
Vic and BobのBobに可愛がられ(→芽のでとらん超若い子を引っこ抜くのが超得意です。良い例が(Little Britainの)マット・ルーカスですわ)ほかにもSarah Milliganなどなど、実力派の人気芸人に認められ後押しされちゃってる。そういう人たちには丁寧で礼儀正しく、ジョークはトゲってて、シャープ。
この子は絶対に、オフ・ビートでくるって、2年くらい前からジリジリ思ってたんですが、その飛躍が今年だと、思ってます。個人的に。マジで。
というわけで、エディンバラ・フリンジで何を冒険しようかとお悩みの方、リース君です。リース君がいい。一本釣りならリース君です。だって小柄でひょろっとしってカワイイです。リース君です。
今回、フリンジの初(チケット制の)ソロショーを前にウエブコメディをはじめてるんですが、これがまた、容赦なく自分を追い込んでまして(汗)
UKコメディ業界を知る人を対象に作っているので、完全にオーディエンスを今自分がかっこいいと思っている芸人さんのオーディエンスに絞ってます。
というのもこれ、フリンジのコメディビジネスの事情がわからないと、まったく笑えないのが明らかなわけです…
(備考:マシュー・クロスビーがさりげなく出てるのに、笑っちゃいました。)
あと、たぶん、いいところのおぼっちゃまの、エリート校出じゃないかと思ってるんです。なぜかってと、そのへんの経歴が表にでてこないから 汗。みるからに、いいところのおぼっちまっぽい。で、本人はそれが出てもいいのは、売れてから、認められてからだ、って思ってわざとふせてる気がするんです。ええもう、こんなに今時なのに、芸人根性が座ってるんです。やっぱり笑い作りって信条とか根性も大きく影響すると思うんですよね。
なんだかとりとめもないメモ状態ですが、ぜひリース君をよろしくお願いします。
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